農地・水・環境保全向上対策とは

【なぜ、今、環境に優しい農業なのか】

自然界に生息する生き物の生息環境や
美しい農村風景の基盤となる生態系の保全
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化学肥料や化学合成農薬が河川や湖沼へ流れ込むのを軽減する必要

化学肥料に依存した農作物栽培で
有機物による土づくりへの取り組みが低調になり、地力が低下
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健全な農作物生産が困難になりつつある
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地力の培養が求められている

食の安全・安心志向の高まり
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農作物に対する消費者ニーズの変化
化学肥料や化学合成農薬を使用しない作物を求めている

【農地・水・環境保全向上対策】

非農家も含めた地域住民による活動組織と、
環境調和型農業の実践農家とで取り組む

地域の共同活動:農道、農業用水等の資源を保全する活動の支援
(基礎部分)資源の適切な保全管理
(誘導部分)施設維持等の農地・水向上活動
(誘導部分)生態系保全等の農村環境向上活動

先進的営農活動:化学肥料・化学合成農薬5割削減の取組を支援
(基礎部分)実証ほ場・研修会等営農基礎活動
(先進部分)化学肥料・農薬5割以上削減
(先進部分)エコファーマー認定
(先進部分)地域で一定以上まとまった営農

平成19年度から、生産者の意欲と工夫の真価が問われる時代が到来します