【グランドカバー計画】 2種の実験を行います!
田んぼの畦畔の草刈り労働の軽減や、
環境保全を目的に
『グランドカバー』の実験を
今年も行います。
今年で2年目に入りますが、
田んぼの畔草の管理という視点で、
昨年よりも1歩も2歩も進みたい!と、
様々な方法で実験を行っていきます。
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2010年5月12日(水)
昨年に引き続き、植物研究家の赤井先生指導の下、
2種の実験をスタートしました。
まず一つ目、
【被覆材による外来植物の抑制調査】
①草刈り後の畔に、3種の有機物を隙間なく敷いていきます。
防草シートに代わる被覆資材を検討します。
もともと、この畔には
シロツメグサ、ヨモギ、スギナ、カラスノエンドウ、スイバ、ハルジオン、ウマノアシガタ、
カモガヤ、ナガバギシギシ、コハコベ等が生育していました。
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二つ目の実験
【池田町内で採取される在来種の育苗増殖実証】を
昨年に引き続き行います。
①在来種であり、グランドカバーに適している
3種の植物を、採取しました。
②採取した在来種3種を手で分けてちぎり、育苗シートに蒔きました。
在来種シート その1、『ノシバ』 ・・背が低く、一面を覆う様に生える
在来種シート その2、『ノチドメ』 ・・背が低く、一面を覆う様に生える
全シートをハウスに並べて
今日の作業は終了です。
胚・種子を経由せずに根・茎・葉などの栄養器官から、
次の世代の植物が繁殖する『栄養繁殖』で
経過を見ていきます。