答えを見つける途中で・・

2009年10月2日(金)

稲刈りも 餅米を残しつつ・・
田んぼの主役はソバの花に代わる頃、、

智はライスセンター前の田んぼのあぜ道にいました。
前々から気になっていた
グランドカバー』の取材です!!

グランドカバーの説明は
こちらにまとめてみました。
 
でもこっちでも説明します(するんかい!笑)
「やっぱり草刈りって大変ですかねぇ?」
ヌケタ質問をする智に
「やってみたら分かります、半日時間くれれば付添いますよ」
イタイ返答・・
おばあちゃんや父の草刈りしてる うしろ姿は見たことあったケド

そぅ言えば智自身は草刈りってやったコトなかった・・。。。。
だから分からんのや!(エッ!?今頃気付いたの?!)
 
田んぼのあぜ道には
当然のことながら草がたくさん生えてきます。。
草が生茂ったあぜ道は、、米づくりにとってダメなコト(説明は長いのでこちらへ)
 
『生命に優しい米づくり』に取りくむ田んぼは
●除草剤を使用してはいけない!
         &
●草刈りは年3回以上は行うべし!

という決まりがありますんです。
 
池田町の自然環境を守る為にも
除草剤なんて使ってられません!
しかーーーーーーーーーし!!
広くって急斜面な池田のあぜ道・・→草刈り超大変;;;
し・か・も
『高齢化率県内ナンバー1』ときたもんだ!!
おじいちゃんおばあちゃんの作業負担を減らさなくっちゃ!!
なんとかしなくっちゃ田んぼのあぜ道!! →→ 在来種で覆っちゃおうか!!
 
↑こんな簡単なもんではナイのですが~;;
だいたい・この様な流れで
田んぼのあぜ道を考える突破口として
グランドカバーの実験をしている! らしーのデス!!
 
 
・・・前置き長くなりましたが、、
今回10月2日、、秋
雨降りの中行った作業はといいますと・・
約2ヶ月前の、8月2日、、夏
グランドカバーに適している!と判断された
池田町の在来種・・→3種(ノシバ、ノチドメ、コウヤワラビ)、、
ありがたく頂戴してきまして、、
この在来3種の茎を細かく、ちじり・・
2タイプのシートの上(の土の上)に散りばめ・・・
ハウスの中で2ヶ月育てたもの・・・・

 
こちら↓↓

 
という作業でして、、
2ヶ月間のハウス生活の結果的に、、
上手く根をはってくれた草もあれば、
ほとんど根をはっていない、
ちょっと腐ってしまっている草もあり、、
「ここまで成長すれば成功や!」
という意見もあれば・・
「もっと繁殖してほしかった・・失敗かも」
という意見もありで
思いは様々、、
とにかく、シートがボロボロと割れてしまったって、、
とにかく、あぜ道にはりつけてみないと分かないし、、
とにかく、冬を越してみないと分かないし、、
とにかく、この実験から池田のあぜ道を救う答えが見つかるかどうかも、、
やってみないと分からない!!
そぅこの先のことは分からないのです!!
だって日本でハジメテの試みだから!!
分からないからこそ様々な意見をぶつけ合って
答えを見つけていくのですね!!

ちょかちょか取材で智にドンドン入ってくる
池田町のスゴイトコロ達・・
農業や環境のスゴイ場面・・・
それは今でこそスゴイって感動できるケド、、
智が知らない過去(きっと今も)
たくさんの人の知恵と努力が成し遂げた結果であって
最初から上手くいってたんじゃない!って
今回の取材は今までと違って、、
結果ではなく、経過を勉強させてもらったので
いつもと違う感覚に
少し戸惑いました。