ハッピーな稲刈りになった理由

2009年8月30日(日)晴れ

『この日、大事な日!』

ずっと前から そぅ聞いていたんデス
『生命に優しい米づくり』審査会
審査・・一体何をする日なのか分からないケド、
とにかく電池たっぷり、メモリーからっぽにして向った先は

池田町能楽の里文化交流会館の会議室
会議室の扉を開けて
おもわず腰ぬけそうになった智・・・;

≪めっちゃ人いっぱいらっしゃる!!≫≪しかも見たことない方ばっかり!!≫
ソワソワと席に着き
置いてあった資料を見てみると、、
農協さんや農林公社の方、販売店の方、その他にも
おなじみの植物の先生や、なにやら長く難しい肩書きの方達、、
生産者に消費者の方まで!
消費者の方・・ナント! 12名もいらっしゃるしー!!
みなさん合せて34名。。多ッ
 
なるほど・・
『この日、大事な日!』の言葉がサッと頭をよぎり
智のちょかちょか魂が
メラメラと燃えだしました。

9:30~16:00頃まで行われた
審査会の内容やら流れやらは
コチラでご紹介しています♪
 
こっちのちょかちょか取材では
審査会中・・特に印象に残ったあれやこれや
カナリお伝えしたく、、腕が鳴ります!
 
●まさかの抜き打ち審査やし!!

今日の最終審査で、チェックする田んぼ7枚のうち、、
3枚は抜き打ち審査!!
『抜き打ち』・・こんなに恐ろしい出来事はありませんょー! 
 おもわず学生時代の服装チェックを思い出してしまいました・・
正直やなぁー。。ホント感じました。。

●ようけの人間に田んぼもビックリ!

のほほ~んと風に揺れてる静か~な池田の田んぼに
突如現れた沢山の人・人・・人・・・
めっちゃこっち見てるし めっちゃうららの噂してるし・・
ソワソワ ヒソヒソ ソワソワ
 
●気になった行動

常に携帯を構えてる女性を発見!
智に通じるものがある・・(オモシロ場面をゲットすべく、常にカメラ離さず)
携帯でなにしてるんですかー?
やぼな質問にも優しく答えてくれたTさん
「今日こんな所に居ますょーって、ミクシィ書いてるの」
今日Tさんが池田の田舎のど真ん中の田んぼで
優雅に稲穂と戯れていることを
世界中に知らせているのですね・・・素敵ッ♪
真面目であったかいイメージ
池田町をそんな風に言ってくだすったTさん
「自然が好きなの、こんな川が流れてる場所に住みたい」
いつもの景色もちょっと誇らしげに見えたり♪

 
●夢叶ったスマイル

「米の花が咲くって聞いたことあったけど本当に咲くんだぁ~」
パシャッ

今日来てよかったぁ♪って思ってもらえそぅ
その画像は・・きっと待受け画面になって・・

携帯を開くたびに
今日の日を思い出してくれるのでしょぅ。ニンマリ
 
●予期せぬナイスなガイドさん
田んぼから田んぼへ・・
みんなを乗せたマイクロバスに乗りこめば

やけに池田の田んぼに詳しいガイドさん付ッ!
ほぉ~
これはこれは贅沢な バスの旅~ 

●かなしー病気

なんですかーー!?
ぃ・・稲が・・・・T_T。。
『いねこうじ病』
栄養たっぷりの田んぼに発生しやすいとか、、
真夏に真っ黒いコートを着させられたよぅな米粒・・
「かなしーぃ」消費者さん
「かなしぃ事ばっかなんです」生産者さん
そんな・・ネガティブな・・。。
でもね!一緒に刈っても大丈夫らしいデスょ!
実が入ってないものは ライスセンターで選別されるらしいデスょ!
なんとかポジティブにいきましょぅよー!
 
●意外な好き嫌い

「智さんコレ!」
ペパーミントの葉っぱ!ぃ~い香♪
このミント、、なんとカメムシ君対策に
田んぼの畦畔に植えてるのですってー!
カメムシ君はストローの様に細長いお口を籾の中に入れ
米の養分をチューっと吸ってしまうんだそうです!
そこから雑菌が入り込み
お米が変色してしまぅ(→斑点米と言います)
それは大変デス!!
そんなカメムシ君はミントの爽やかな香を嫌うそうです
ミントでさよならカメムシ君~
へぇ へぇ へぇ~~!!

●幸せで、お腹いっぱい
お昼ご飯時、、
お弁当もってこなかったみすぼらしい智達ちょかちょか取材班に
「残りもんでわるいやけど見繕ってみたんやってぇ」
って   ドーーーーーーーーーーーーーーーン!!

ひぇ~~>▼<!!!
こ、、、これを私に!?
思いがけず
お姉さん達の
はかりしれない優しさに触れ
一緒に取材に来ていた仲間がポツリ
「違う世界に来たみたいや・・・」

●人生楽しく生きたい
幸せを
かみしめながらの昼食中・・
傍にいたお姉さんが
智達に話してくれた日常のコト

こっぽい屋に出すお惣菜を作るのに
朝4時ごろ起きるんやってぇ
朝から山行って山菜採ったりぃ
朝じゃないと採れん山菜とかもあるでぇ
ほやさけ7時半頃に寝床つく日もあるよ
でも働いてばっかじゃないよ
昼は友達の家行って遊んでる
人生楽しく生きたいもぉん

なんてステキな生きる姿勢!!!!!
だからこんなに ご飯が心を打つのね ≫∇≪!!!!!

最後までありがとう上荒谷のさくら亭のお姉さん達☆

●乾燥すれば縮むのでしょうか?
ライスセンターも見学!

ココでは、天日干しに近い状態で
お米をじっくり乾燥
これは通常の2倍の時間をかけて
じっくりことこと水分をとばすんだそうで、、
大事に育てられたお米を、大事に大事に乾燥させます!
「私も乾燥機に入れてほし~」
「さっき食べすぎちゃったもんね~」

お利口な乾燥機と
お姉様達のブラックユーモアな会話、、
どちらも興味深々な智 ニヤニヤ

●重い言葉です

くれぐれも気をつけて
美味しいお米を出荷してください
おねがいしまーす!

●綺麗です

『極』 > 『匠』 > 『真』 > 『舞』
どーぅしても・・栽培レベルが気になる・・・近頃の智ですが、、
どの田んぼも綺麗!
丹精込められた田んぼたち
どれもこれもホント キラキラしてました!!
 
最後になりましたが
審査会に参加してくだすった消費者の方々の
ステキに素直なコメント達を全てメモッたので
どうかお読みくださいませ。
●啓子さん
「今回で2回目の参加です、いろんなこと教えていただきました
   こっぽい屋でお味噌も買ってみたくなりました」
●みえさん
「子供達はおかずよりも「ご飯がほしい」って言うんです
   子供ながらに、池田のお米の美味しさを分かっているんだと思います」
●邦夫さん
「はじめて参加しました、草から気を使っているということは知りませんでした」
●琴代さん
「匠を食べています、生産の現場ははじめてで、いいとこ、わるいとこ、大変参考になりました
   消費者と生産者、一緒に伸びていけたらいいなと思いました」
●珠里さん
「こっぽい屋のポスターを見て参加しました、色々質問できて面白かったです
   自然豊かやし、涼しくなった頃に遊びに来たいです」
●敏子さん
「水が綺麗やなーって思いました」
●えつこさん
「親には聞いていましたが米の花が咲くのを初めて見る事ができました」
●芳子さん
「お米を炊くと池田の米のほうが美味しいのが分かります」
●郁郎さん
「昭和の初め頃、自分の家でも田んぼをつくっていたから知ってるつもりやったけど、
   今日改めて田んぼを見て、生産者の苦労が分かりました」
●幸子さん
「池田の沢崎豆腐さんでお豆腐を買っています、家の前でお豆腐をいただける贅沢を
  感じています。 池田のお米も食べています、主人が味にうるさいんですけど、
     池田の米でやっと合格点をもらったんですよ」
 
こうやって消費者さんの生の声を聞けるってホント貴重で、、
こんなに愛情そそがれてる池田町の米が誇らしく
涙ちょちょぎれる想いで胸いっぱい。。
こんなに愛される米のコト
もっともっと知りたい
もっともっともーっと知りたい・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
毎年手伝う智家の稲刈りが・・・・・
・・・・・・・・・→はしかい稲刈りから・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・→ハッピーな稲刈りになったのは
この流れからきていますんデス フフ。